忍者ブログ

四万温泉叶屋旅館 オフィシャル裏blog

※このブログは叶屋旅館とは一切関係ありませんアルよ。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪のお話 その6

 その5の続きです。


 映画では、スクールアイドルとして一瞬の輝き、ひとつの光として潔く完結する道を選んだμ's……。
 そんな彼女たちの最後の歌……『僕たちはひとつの光』
 ライブの終わりにふさわしい楽曲ですね。

 最後の曲とあって演出もド派手です。
 まず映画のシーン完全再現の花の蕾から現れるμ's。
 小籠包ではありませんよ、これは花です。
 そして、大きな円形の液晶パネルの上を、まるで花のように踊り舞う9……いえ、18人の女神達。
 心の綺麗な人にならきっと見えるはずです。


 その円卓に佇む18人の女神達の姿が。
 もちろん僕には見えました。


『みんなと 出会えたこと 嬉しくて離れたくないよ 本当だよ』
『涙はいらない このまま踊ろう 手を振って もっと振って』


 くそっ……なに強がってるんだよ。
 本当は終わりたくないくせに……。
 そういうの分かるんだからな。
 心のなかでそう毒づいても、身体はこの歌詞にはしっかり反応して跳躍します。

「今が最高!!」

 涙を岩清水のようにじゃぶじゃぶ流しながらそう叫んでいる、おじさん。
 傍から見ればさぞ滑稽に見えるでしょう。
 ですが、今の東京ドームではそれがごく普通の生理現象なのです。
 だから泣いても恥ずかしくないのです。
 涙声でコールしていても……全然恥ずかしくないのです。
 先程から隣のラブライバーさんの涙と鼻水と唾きが散弾のように飛んできていますが、今だけはすべてを許せてしまいます。
 まぁ僕もさっきから我を忘れて前の席のラブライバーさんの頭を何度もラブライブレードでどついてしまってますし……。
 いや、ホントすいませんでした前の席の人……。


 そして……最高のやせ我慢ソング『僕光』を歌い終わって潤む18人の女神達を、5万人の『僕光』大合唱で見送ります。
 バカだなぁ。
 本当にバカ。

 自爆としか言いようがありませんね。

 そんなことをしたら余計に泣きたくなるだけじゃないですか。
 もちろん滅茶苦茶Gently Weepsしました。
 だって……もうこれが最後なんですよ?
 もうμ'sには……会えないんですよ?

 泣くしかないじゃないですか!!

 僕はね!!!
 μ'sのことホントにホントに大好きだったんですよ!!!

 本音を言うとこれで終わりなんて嫌だよ!!!
 そう簡単に次のコンテンツとかAqoursとかにシフト出来ねーよ!!!
 そんな生半可な気持ちで好きになったわけじゃねーよ!!!

 もっともっとμ'sのライブ見たいよ!!!
 シングルだって聴きたいよ!!!
 PVだって見たいよ!!!

 なんで終わっちゃうんだよ!!!
 いいじゃん続けようよ!!!
 無理なこと言ってるのは自分でも分かってるよ!

 けど!
 けど……!
 けどさぁ……。
 せめて……。
 シングルだけでも……。
 スクフェスだけでも……。
 ダメかな……?


 ……ダメかぁ。



 僕はその日のうちに四万温泉へと蜻蛉返りしました。
 帰りの車内ではうっかりμ'sの楽曲がカーオーディオで再生されてしまい、色んな気持ちがフラッシュバックして思いっきり泣きました。
 泣きながら小一時間運転を続行し、家についたら頭の中をコンクリートミキサーされてるような感覚で温泉に浸かり、幽鬼のような顔で布団に潜り込み、泥のように眠りました。
 なにせ僕には明日があります。

 明日は4月1日。

 μ'sFINAL2日目は残念ながらLV参戦。
 しかも練度が低めなユナイテッド・シネマ前橋。
 4thLVにてラブライブデビューを果たした、僕にとって思い出深い場所・ユナイテッド・シネマ前橋。
 備えなければなりません。



【 2016年 4月1日 】



 ラブライブレードの電池交換をしっかりと済ませて四万温泉を出立。
 プリパラの映画見たさにイオンに魂を売り渡した異教徒しげる君と昼に合流。
 目指すは僕にとってラブライブのライブはじまりの大地・ユナイテッド・シネマ前橋。
 事前にSNSでユナイテッド・シネマ前橋の参戦予定者のコメントをチェキしてみると――― 


「まだまだ席空いてます」
「チケット余ってます」
「ラブライブレード持ってないけど大丈夫かな」



 4thLVの頃は僕もブレード不携帯で地蔵まっしぐらでしたので人のことはあまり言えません。
 ですがせめて、数人でもハイテンションで盛り上がってる連中がいれば場の空気も暖まるのですが……。
 そういうガチ勢はみんな聖地・MOVIX伊勢崎109シネマズ高崎に行ってしまっているのが現状なんですよね。

 これはラブライブ大好きおじさんとして試されていますね。
 まぁ実際のところ僕はもう生でμ'sが観れましたし、あの伝説のドームライブにも行けました。
 もう思い残すことはなにもありません。
 僕のラブライブは3月31日で完結しています。



 そしてラブライブの神は僕に試練を与え給うた。


 続きます。
PR

ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪のお話 その5

 その4の続きです。


 ライブもいよいよ佳境。
 曲はもちろん『Snow halation』

 以前も同じようなことを言ったような気がしますが、僕は『スノハレ』は静かに聴きたい派です。
 ですがまぁ仕方ありませんね。
 なんといってもキャストも認めるラブライブで一番盛り上がる曲ですから。
 それに、そんな不満は些細なことでしょう。
 なにせ僕は今あの東京ドームで、あのμ'sのライブを観てあの『Snow halation』を聴いているのですから。

 僕は今までUOを持ち込んでまでライブに挑まなかったのですが、今回はしっかり1年前からバルク品を用意して臨んでおりました。
 僕が今立っている席は、完全見切れ席。
 キャストからは僕が振るUOの煌めきは絶対に見えない。


 それがどうした。
 これは儀式なのです。


 μ'sが大好きになったラブライブおじさんとしてのけじめなのです。
 タイミングは間違えません。
 僕の大好きな『スノハレ』はショックウェイブのように拡散していく燈色。
 歌に合わせてドームに深々と降り注ぐ雪。
 その雪すら溶かさんとする燈色の波。
 5万人分のUOの光。
 その光をすべて受け止めて歌い、踊る9人の女神達。


 あぁ……なんと美しい光景であろうか。

 ラブライブかくあるべき。

 μ'sかくあるべき。


 これぞキャストとオーディエンスが一体となって作り上げるステージ。
 このドームライブは伝説になる。
 いや、今まさに……伝説になったのです。

 おそらくこの『スノハレ』を越える規模の光景は、日本の……いや世界規模のライブでも今後もう二度と見ることは出来ないでしょう。
 日本のサブカルチャー文化・アニメ史・アイドル史に残るリアルレジェンドとして、この圧倒的な光景とμ'sの名は永遠に語り継がれることでしょう。


『スノハレ』が終わると、まだ少しだけ降り続ける雪にはしゃぎながらキャストの最後の挨拶。
 特に印象的だったのが、南條さんの「絢瀬絵里と南條愛乃」という言葉。

 そう……南條さんはえりちとふたりでこの大舞台に立っていたのです。
 きっとそれは他のキャストも一緒だったと思います。
 思えば4th・5thでもその兆しはありました。
 うっちーによる地毛を犠牲にしたことりちゃん降霊術や、そらまるのにこちゃんになりきる自己催眠などがその最たるものだと思います。
 そんな、荒削りで試行錯誤の連続だったμ's降霊術がこのドーム、最後の最後のファイナルライブでようやく心・技・体すべての素養を満たし、伝説と呼べる完成度まで芳醇を迎えた。
 僕はそう確信しています。


『Oh,Love&Peace!』『きっと青春が聞こえる』を歌いながら、ゴンドラに乗ってドームを周回し、なるべく多くの観客に笑顔を届けるキャスト……そしてμ'sの9人。
 SSAから始まったもはやお馴染みゴンドラ演出。
 そのゴンドラは、キャストの「どんなに大きい箱になってもファンの近くで歌いたい」という想いをいっぱい積み込んで、ドームをゆっくりと一周していきます。
 ライブの終点が、刻一刻と近付いてきます。


 アンコール最後の曲は……μ'sファイナルシングル。


『MOMENT RING』


『モメリン』については、正直あまり評判はよくありませんでした。

 曰く、「なんだよファイナルなのにPVなしかよ! 幻滅した! 怒りすら覚える!」
 曰く、「センター総選挙は!? ねぇセンター総選挙は!?」
 曰く、「まーた『ありがとう!』『さよなら!』系かよ飽きたわ」

 本音を言えば、僕も少なからずそう思っておりました。
 しかし、その認識は大きな間違いでした。
 シングルで発売された『モメリン』は、かりそめの姿。
 たとえるなら老いた状態のバーン様。

 その真の姿を現した『モメリン』は、まさにμ'sのファイナルにふさわしい楽曲でした。
 言うなれば……最後の最後で現れた黄金期の大魔王。
 その大魔王が放ったすべてを焼き尽くすカイザーフェニックス。


 おそらく各キャストが思い描くμ'sメンバーのイメージをふんだんに取り入れたであろう魅力的な振り付け。
 キャストの気持ち、μ'sメンバーの気持ち、そしてそれを追いかけ続けたすべてのファンの気持ちがシンクロした歌詞。



 μ'sのファイナルシングルにはPVなんていらない!

 このライブパフォーマンスがPVだ!

 どうだ参ったか!


 9人のキャスト、9人のμ'sメンバーが歌とダンスでそう訴えかけているような気がしました。



 ぐえー! ま、参ったぁ!!!



 間奏ではμ'sの立ち絵とキャストがリンクする泣かせる演出までしてくれます。
 しかし元気な曲調とは裏腹に、スクリーン上のμ'sは画面の奥へと吸い込まれて消えていってしまいます。
 それがなんだかとても寂しくて儚くて……。
 この後に控えているであろう『アレ』が来てしまったら、僕はおそらく本日三度目の男泣きをするでしょう。

 スクリーンにはキャスト達の思いを綴ったコメント。
 そして、1st、NY、3rd、4th、5thライブのダイジェスト映像。
 永く暗転する東京ドーム。





「μ's! Music Start!」





 そのかけ声と共に始まったのは……。





『僕たちはひとつの光』





 続きます。

ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪のお話 その4

 その3の続きです。


 幕間が終わりいよいよ後半戦がスタート!


『それは僕たちの奇跡』
『ミはμ’sicのミ』
『Super LOVE=Super LIVE!』
『No brand girls』
『KiRa-KiRa Sensation!』
『SUNNY DAY SONG』


 如何でしょうかこの壮絶なセットリスト。


 後半戦一発目はラブライブとμ'sを天高く押し上げたニトロターボ的楽曲『それは僕たちの奇跡』
 本来ならアニメ第一期・3rdライブを最後にコンテンツに幕を下ろす予定だったラブライブ。
 しかし、ファンからの熱烈な支持を得てアニメ第二期として不死鳥の如く復活を果たし、青春の刹那のように駆け抜けたまさしく『それは僕たちの奇跡』
 2015年をマッドマックスと共に銀幕のデスロードを爆走した劇場版の奇跡。
 そして……彼女たちはまたひとつ奇跡を起こしました。
 この東京ドーム超満員5万人の大舞台に立つという奇跡を!
 後半戦で注目したいのは『SLSL』から『ノーブラ』への怒涛の畳み掛けであります。
『SLSL』は、シングル発売から1年の準備期間を頂いているオーディエンスの間ではソロパートでのカラーチェンジはもはや暗黙の了解。
 おおよそ8割の完成度でドームライブに花を添えることが出来ました。
 ライブの熱をさらに高めるのは当然『ノーブラ』の役目。
 すでに3時間を越える長時間ライブにもかかわらず、やはり『ノーブラ』。
 盛り上がりの熱量は第一線級です。
 劇中、まだまだ人気とは程遠い存在だったμ'sが、その悔しさと未来への希望と挑戦を謳った『No brand girls』
 ですが今のμ'sがNo brandだなんてとんでもない!
 超有名ユニットとなった今でも変わらず、彼女たちは一曲一曲が『一進一跳!』であり『全身全霊!なのです。
 だから彼女たちはこのドームまで来れた!
 だから僕はラブライブとμ'sが大好きなのです!


 ちなみに『一進一跳!』のところで例の爆発音がまた轟きました。
 まぁ『ノーブラ』はいつも『一進一跳!』で火薬使いますからある程度心の準備は出来てましたけど……。
 完全見切れ席は本当にすぐ目の前で大爆発するので、轟音も衝撃もハンパではありませんでした。
『KiRa-KiRa Sensation!』
 僕はライブが終わった今、この歌の歌詞を見るだけで目頭が熱くなります。
『奇跡それは今さここなんだ みんなの想いが導いた場所なんだ』
『僕と君で来たよここまで みんなの想いが届いたよありがとう』
 あの瞬間、あの場所にこれほどマッチしたフレーズがあるだろうか?
 ラブライブとμ'sは大手芸能事務所の巨大な後ろ盾も無ければ、広告代理店の強烈なゴリ押しを受けずにここまで来ました。
 ファンひとりひとりの熱意、愛、想いが集まってここまで来たのです。
 それに対する『ありがとう』がいっぱい詰まった『キラセン』。
 キャストの想いだけではなく、ラブライブの世界からこの現し世へと降臨なされた穂乃果ちゃん海未ちゃんことりちゃん花陽ちゃん真姫ちゃん凛ちゃん矢澤えりちそして希ちゃんが、僕たちに『ありがとう』と微笑んでくれている。


 そんな気がしました。
 いや、きっとそうなんだ。



 そしていよいよ劇場版後半の楽曲『SUNNY DAY SONG』が始まります。
『ノーブラ』『ミミミ』から少し難易度の上がった振り付け講座を経ての『SDS』。
 歌うこと、踊ることの楽しさを見ている人達にも笑顔で振りまく元気いっぱいの『SDS』。
 ステージ上で楽しそうにぴょんぴょん踊るキャストの姿に、僕も思わず笑みがこぼれます。
 そしてやはりというか大サビ前は劇場版アレンジバージョン。


 やってくれました。
 やられました。

 キャスト横一列からの脚ウェーブ!
 劇場版完全再現です!
 これには5万人の観衆が総立ちでの大喝采!
 僕も大喝采!



 楽しい時間はあっという間に過ぎ去ります。
 約4時間以上にも及ぶプログラムを終え、5万人のアンコールがドームに響き渡ります。
 そして……アンコール一発目の曲目は……『START:DASH!!』
 ラブライブを語る上で『スタダ』はなくてはならない存在です。



「ラブライブって面白いの?」
 その問いかけに、ラブライブを知る者ならば誰もがこう答えるでしょう。

「とりあえず3話まで観ろ」


 そして3話まで見終わった後、この歌の衝撃に胸を打たれることでしょう。
 僕もそのひとりでした。


 おそらくラブライブを好きになった人達すべての心をわし掴みにしたであろう『スタダ』。
 欠員なし、正真正銘9人のキャスト、フルメンバーによる『スタダ』。
 そして……僕にとってはこれが生で聴く最後の『スタダ』。


 誰もが経験するであろう挫折や失敗。
 そこから立ち上がり、前を向いて駆け出すことの大切さを謳ったこの歌に……どれだけ励まされたことか。
 どれだけ救われたことか。
 やっぱりいいよなぁ……μ'sって。


 続きます。

ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪のお話 その3

 その2続きです。



 今回は5時間以上にも及ぶ超長時間ライブですが、不思議なことに時間はあっという間に過ぎ去っていってるような気がしました。
 『もぎゅっと”love”で接近中!』ではまさかまさかの新衣装。
 キラキラしててスカート丈も短くて……眩しい。いろいろな意味で。
  そしてアニメを早駆けで振り返るようなセットリスト。
『ユメノトビラ』
『Dancing stars on me!』
『Happy maker!』
 
 特にこの辺りは大好きな楽曲でしたが―――
「定番曲と劇場版楽曲と特典曲と新曲詰め込んだらパンパンだし、この辺りはやらないかもしれんね」

 と思って半ば諦めていた楽曲だったので本当に嬉しかったです。
 そして始まったユニット楽曲。
 ユニット楽曲の見どころといえばPrintempsの内田彩ことうっちーのおなか丸出しのサービス衣装!
 そしてlily white『春情ロマンティック』キレッキレのダンス!
 これは今思い出しても鳥肌モノの、とてつもないダンスパフォーマンスでした。
 さすがはダンス優等生で構成されたリリホワ、見応えバッチリです。
『ふたりハピネス』ではしゃぼん玉を作ろうとするも、息を強く吹きすぎてしゃぼん玉が作れず苦笑いをしていたくっすんというささやかなアクシデントも高ポイントでしたね。
 さて……僕のイチオシといえば皆さん御存知の通り、にこまきです。
 にこまきといえばBiBi。
 BiBiといえば、観客を煽って煽って煽りまくる超絶ノリノリの楽曲満載の楽しい楽しいお笑いユニット。
 やって参りました我らのBiBiが!
『Cutie Panther』と共に!
 全世界のラブライバーなら前奏を聴くだけで血沸き、肉踊り、体中の血液が突沸する『Cutie Panther』

 コールが……。
 コールがすごく楽しい……。
 本当に……。
 童心に帰れる……。
 そしてお次は新曲『PSYCHIC FIRE』!
 BiBiと畑亜貴先生の共同作詞と言っても過言ではないBiBi楽曲の究極形態!
 ドラゴンボールで言うなればフリーザ最終形態!
 誰でも一度聴けば絶対に忘れることが出来ない強烈なコール!


 にこ!

 真姫!

(かしこいかわいい)エリーチカ!


 それぞれの特徴をフルに活かした台詞!
 なんたる狂騒!
 たとえるならそれは軍場!
 
 BiBiという名のヴァルキュリア達によって囃し立てられた戦士たちが、ピンク水色の剣を持ちて魂の雄叫びをあげて天を衝く。
 男も……。
 そして女も……。
 ドーム。
 LV会場。
 日本のみならず、世界中……。
 数万人規模の興奮と熱狂の奔流!!!
 吹き出すアドレナリン!!
 溢れ出るドーパミン!!
 湧き出るエンドルフィン!!
 
 まさにマッドマックス!!!
 これはもはや音楽やライブなどというチャチなものではありません。
 もはやそこは、ラブライブの世界からμ'sの魂を召喚する荘厳なる降霊術の祭壇と化していた!
 ソニックブームとなって音速で飛び交うエクトプラズム!
 魔法陣めいて光り輝く数多のラブライブレード!

 ステージで踊っている彼女たちはもはや……声優・キャスト・個人を超越した存在……。
 数多の修練を何年間も積み重ね、アイドル声優などとはもはや呼べない存在へと変貌を遂げた。
 これは言うなれば……そう、μ's専用のイタコ。
 古代日本より連綿と受け継がれてきた伝統的シャーマニズム集団。
 いまや近代文化の波によってその伝統が途絶え、灯火が消えかけているイタコ文化の片鱗を……僕は見たのです。
 そらまるとpile様と南條さんの後ろに、アニメで見たにこちゃんと真姫ちゃんとえりちが……幽かに見えたのです。
 まるで寄り添うように。
 スタンドのように。
 錯覚だったのかもしれませんが……。
 ん?
 錯覚?
 幕間のキャストインタビューの終わり際、序盤で描いた汚いメモ参照の【4】のパトランプが突如として光り始めました。
「なんの合図なのかな……?」と疑問に思っていると、ついにあの曲が始まりました。
『Angelic Angel』

 天使のような天使。
 静寂を守り鎮座するキャスト。
 軽快なドラムに合わせて炸裂したのは、完全見切れ席のすぐ目の前にあった謎の筒。
 直近で迫撃砲が着弾したかのような轟音と衝撃に驚愕したのも束の間、『Angelic Angel』の起こす熱風に身体の芯から熱くなります。
 おそらく本来ならば紅白で初お披露目となったであろう『AA』。
 しかしそれは叶わなかった。

 なぜならこの楽曲のセンターはかしこいかわいいエリーチカ。
 南條愛乃さん抜きでAAは成立しなかったからです。
 約4ヶ月あまりのお預け……いや、SSAでのPVからならおよそ1年と2ヶ月ものお預けを喰らっていたラブライバー達のフラストレーションは、超新星爆発を迎えました。
 目頭が熱くなる。
 隣にいるジョルノ推しラブライバーさんは二度目の嗚咽。
 そして独白。

「はぁぁぁ……待ってた……。俺……『AA』をずっと待ってたんだよ……。えりちが……ジョルノがセンターの『AA』のこと……待ってたんだよ……」

 僕も待っていましたよ。
 泣くほどではないけど、僕だって待ってましたよこの日が来るのを。
 しかし出来ればその独白はやめて頂きたい。
 その攻撃は地味に効く。

 ……ごめんなさい、やっぱり泣きます。
 僕は自分の頬に熱く滾った涙が流れ落ちるのを感じながら、アクアブルーのラブライブレードを振りかざし……今一度、絢瀬絵里と南條愛乃の帰還を心の底から歓迎しました。
 会場を見渡せば、皆揃って水色のライブライブレード。

 あぁ……そうか。
 ラブライバー達よ……おまえらも、そうだったんだな。
 気持ちはひとつだったんだな。

 そして、涙で滲んでおぼろげに映るキャストに重なって見えるのは……紙面・アニメ・映画で何度となく目にしたμ'sの幽波紋……。
 魂のヴィジョンが先程よりはっきりと見える……ような気がしました。
 余談ですがステージ演出の調整不足なのか、途中モニターに写ったキャストが真っ黄色のスーパーサイヤμ'sになっていました。
 きっと劇中のビーム扇子を再現したかったのでしょうね。
 うーん……残念!
 天使たちの輪舞の後は間髪入れずに和装楽曲です。
 もはや定番曲となった『輝夜の城で踊りたい』ラブライバーの度量が試される注目すべきそのコールは―――。
 当然のように揃いませんでした。

 まぁ……仕方ないですよね。
 5th以降の展開でラブライブ知った人も多いですし……。
 けど……もう一度見たかったなぁ……。
 5thライブ2日目開演前に一度だけ揃った……あの奇跡の輝夜……。
 5thの流れを継承し、今回もやってくれました『だってだって噫無情』
 火炎放射を使ったステージ演出は、去年のSSAか俄然パワーアップしています。
 キャストのマイクから「ボッ! ボッ!」と空気を焼く音がダイレクトに伝わってきます!
 すごい火柱!
 まさにマッドマックス!!!

 火炎の迫力を前にしても物怖じもせず、手にした扇子をまるで曲芸のようにくるくる回して舞い踊る姿は天女めいてこれぞまさしく眉目秀麗。
 特にうっちーが流し目のまま扇子を「パチン!」と軽快に閉じる場面と、そらまるが扇子をクルクルさせるところが見応え抜群でした。
 後日、某所の感想スレで「なんで一番危なっかしいそらまるの扇子パフォーマンスをクローズアップしていたのか分からん」とか言われていましたが、そんなことはないぞ!
 そらまる頑張っていたぞ!
 まぁ確かにちょっと扇子が吹っ飛んでいきそうな危うさはあったけど……。

『AA』→『輝夜』→『アームジョー』の流れは出来うることなら肉眼で堪能したかったですが、それはさすがに我儘というもの。
 キャストと同じ空間に立っていられただけでも、幸福なのです。

 劇場版楽曲『Hello,星を数えて』『?←HEARTBEAT』『Future style』と披露されていきますが、嬉しいサプライズが随所に散りばめられておりました。
 『Hello,星を数えて』は劇中凛ちゃんにのみ衣装が用意されておりましたが、ライブでは3人お揃いの衣装に大変身!
 特にちゃんぱいとシカの脱衣シーンでは、コートを脱ぎ捨てるたびに会場のあちこちから猿のような奇声が轟きました。
 お……おまえら……。
 おまえらなぁ……。

『?←HEARTBEAT』でも劇中で希ちゃんが披露した独楽のような見事な回転をくっすんが完全再現!
 くるくる回っている間、5万人の観客は歓声あげっぱなし興奮しっぱなし!
 もちろん僕も大喝采です!

 劇中で希ちゃんが抱いていたサンリオキャラっぽいぬいぐるも完全再現されており「いやはや今回は本当に芸が細かいなぁ」と関心するのも束の間。
 なんとくっすんがそのぬいぐるみを……!!

 シュポーン!!
 ズザザーーーーッ!!
 文字で表現するとこんな感じで放り投げられ、ステージを7メートルほど擦りながら吹っ飛んでいきました。
 完全見切れ席からでもよく見える迫力のぬいぐるみぶん投げ演出!

 なんでそんなひどいことするの……?

 そして学年別劇中歌のトリはもちろん『Future style』、『FS』です!
 ザクⅡFSじゃありません。
 劇場版でおなじみの飛んで逃げることりちゃんを射抜く海未ちゃんというシャレになってない害鳥駆除ダンスも見事に完全再現―――おいちょっと待て。
 ことりちゃんは害鳥じゃないぞ。
 おのれ悪いSNS!
 ひどいこと言うんじゃあない!

 続きます。

ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪のお話 その2



 その1
の続きです。




いよいよライブ開演




 初っ端にスクリーンで展開されたのはまさかの書き下ろしアニメ。
 いきなりアニメ上映に地鳴りのように沸き起こる5万人の大歓声。

 ちょ!
 待て!!

 μ'sの声が全然聞こえない!!!
 音響の調整も甘過ぎる!!!!
 轟音しか聞こえない!!!

 マッドマックスかよ!!!


 しかしかろうじて映像には2012年にμ'sが初めてライブを行った横浜BLITZの姿が!
 横浜BLITZからニューイヤーライブ会場の東京ドームシティホール。
 躍進の3rdライブ会場・パシフィコ横浜。
 夢のステージ・さいたまスーパーアリーナと、順番にμ'sが今まで公演した箱が映し出されていき……。
 そして……。

 今僕達が立っている東京ドームが写った後……。
 画面には涙腺崩壊スイッチ「LL」の文字が……。
 あぁ……困った……。
 涙がこみ上げてきた……。

 しかし僕は泣きません。
 大の男がそう安々と涙を流すものではありません。
 ですがその直後、ライブ開始の瞬間に事件は起こりました。

 曲目はみんな大好きμ's1stシングル『僕らのLIVE 君とのLIFE』。
 通称『ぼららら』。
 僕はいち早くその異変に気付きました。
 隣のラブライバーが突如嗚咽し始めたのです。

 鼻水もジョバジョバ垂らし尋常な様子ではありません。
 しかも耳を澄ますとなにかブツブツ言っております。

「ジョルノが……ジョルノがいる……ジョルノがみんなと踊ってる……。良かった……良かったねジョルノ……最後のライブみんなと踊れて良かったね……。俺ずっと待ってたよ……このライブに来れて良かった……ホントに良かった……」


 どうやら彼はキャストの南條愛乃さんの大ファンのようでした。
 たしかにここ半年間、南條さんと彼女のファンにとって辛く暗い真冬のような期間だったと思います。
 彼女は膝の故障が表面化してからダンスパフォーマンスの制限を皮切りに、大型ライブを始めNHKへの特番やミュージックステーション……そして大舞台である紅白歌合戦への出場すら諦め、このファイナルライブに向けて調整をしてきました。
 つまり南條さんは数多のステージよりも、あの紅白よりも、μ'sと我々μ'sファンを優先してくれたのです。

 なんとも美しくも気高き選択。
 いじらしいではありませんか。
 感動的ではありませんか。
 ファン冥利に尽きる話ではありませんか。

 ですが世間はそんな事情など知る由もなく知る気も知能すらありません。
 特に紅白への南條さん欠席については―――

「足が痛いくらいで紅白欠席とかナメてんの?」
「痛々しいアニメソングユニットのくせに紅白蹴るってプロ意識足りないんじゃない?」
「そんなことならμ'sとか紅白に出るなよ」


 世間ではそんな心ない野次が散見されておりましたが、敢えて申し上げましょう。





 黙れこの愚か者めが!!





 でございます。


 例えばみんな大好きマッドマックス怒りのデスロード。
 物語の最後……ニュークスの決断は衝撃的であり、感動的でしたよね。
 あれを見てなお―――

「女が好きになったくらいで裏切るとかナメてんの?」
「しょーもない女の為にイモータンジョー様を裏切るなんてウォーボーイズ意識足りてないんじゃない?」
「そんなことならV8するなよ」

 そう言い放てますか?
 言えないでしょう。
 人の心があれば言えるわけがありません。
 より大切なものを守るために、涙を呑んでなにかを犠牲にする。
 それのどこがいけないのですか?
 いやむしろ良いことでしょうが!



 それをこともあろうにキャストに対して罵詈雑言など、片腹痛いわ!!



 取り乱してしまいましたが、つまりはこのように悔しい思いを噛み締め、沈黙を守り静かに息を潜め辛酸を嘗め苦汁を舐め煮え湯を飲まされ続け、南條さんの不在のラブライブを歯を食いしばりながら眺め続けてきたファンにとっては、ナンジョルノこと南條愛乃さんが合流した9人フルメンバーのダンスパフォーマンスは、カラカラに乾いた広い広い荒野の真ん中にぽつんと佇む綺麗な水を満載したウォータンクの如き存在であったことは言うまでもありません。
 その気持ち、分かります。
 痛いほど分かります。
 分かってしまうからこそ困るのです。

 いや……。
 だって……。
 もらい泣きしてしまうではないですか。
 僕は必死に溢れそうな涙を堪えます。
 その時点で涙で前が滲んでよく見えませんでした。
 気を紛らわすようにドームに響き渡る5万人のラブライバー達のコールに負けじと、声を張り上げます。
 μ'sのメンバーからは絶対に見えないステージの真後ろ席ではありますが、声援なら真っ先に届くからです。
 しかし、隣で泣きじゃくるジョルノ推しのラブライバーの独白が、ボディーブロウの如く僕の涙腺を傷めつけてきます。
 そして……次の『僕らは今のなかで』で、ついにトドメを刺されたのです。

 アニメ第一期からラブライブの世界にドハマリした僕にとって『僕今』は、物心ついた幼少期に初めて買い与えられた玩具。
 思い出深い楽曲でございます。
 懐かしさ・切なさ・多幸感。
 そんな気持ちで胸が一杯になった刹那、東京ドームという檜舞台で響き渡る南條さんの元気いっぱいの―――

「これからだよーーー!!」


 9人揃ったステージではもはや定番だったこのセリフ。
 永らくお目見えしてなかっただけに、その嬉しさもひとしおでした。
 僕は泣きました。
 コール以外一言も漏らさず、まさにGently Weeps(静かに泣く)状態でした。
 滝のように涙が流れ落ち、もうどうすることも出来ません。
 男泣き。
 しかし、それはもう仕方のないことなのかもしれません。
 だって……これがファイナルですから。
 ですがμ'sメンバーの考えは違います。
 彼女たちは何故か自分たちが泣き出すことに対して、いつも頑ななまでに抵抗するのです。
 ラブライブ大好きおじさん的にはμ'sの涙は最高のごちそうなんですけどね。
 なにしろ涙は青春のダイヤモンドですから。

 MCが終わると序盤お決まりの楽曲・矢澤にこ役徳井青空ことそらまるセンターの『夏色えがおで1,2,Jump!』
 何故この楽曲が序盤の定番曲なのか。
 この疑問に対し、多くのラブライブ専門家が提唱する説のひとつに『そらまるの電池に配慮説』があります。
 徳井青空ことそらまるは運動神経に欠陥があり、体力的にも恵まれていない為すぐに電池切れを起こして動きが鈍くなるという弱点があります。
 なので彼女がセンターとして目立つ楽曲は電池切れする前に消化してしまうのが最適と判断されているのではなかろうか?
 という仮説が多数派を占めています。
 ちなみにPVでは僕の大好きなにこまきがセンターで可愛く目立ちまくる楽曲なので、大のお気に入りだったりもします。

 ですがここでひとつ残念な出来事が。

 ラブライブ公式の告知通り、膝の状態を鑑みてこの曲は南條さんが戦線を離脱。
 8人のメンバーによる夏色と相成りました。
  そして8人バージョンの『Wonderful Rush』
 夏色からダフラという4thライブを彷彿とさせる会場のボルテージを加速させ離陸に持ち込むに相応しいセトリに、ラブライバーの皆さんは興奮を隠せません。
 ドームは白に統一されたラブライブレードで一面見事な白。
 この段階になると僕にもようやく周囲を見渡す程度の余裕が産まれてきましたが、圧巻の一言に尽きます。
 5万人分の白がうねり逆巻き、まるで吹き荒れる地吹雪のようです。
 よく見ると彼女たちが歌っているステージが先ほどとは違います。
 序盤から可動式のステージでドームの奥へ奥へとガンガン移動しているのです。
 さすがファンサービスの篤いμ's!
 μ'sとの邂逅を果たしたアリーナ後方・スタンド席のラブライバー達の大歓声が、ビリビリと伝わってきます。

5曲目の奇跡


 南條さんも合流してゴンドラに乗り込んだ9人による『友情ノーチェンジ』。
 ゴンドラはバックステージから3塁側へとゆっくり移動してきます。

 そう!

 向かってきているのです!

 僕達がいるこの、3塁側完全見切れ席のほうへ!



 まさに白目が見える距離。
 戦列歩兵の間合い。
 そこにゴンドラに乗って降臨なされる音楽を司る9人の女神達。
 隣のジョルノ推しラブライバーさんは嗚咽混じりに叫んでおります。
 僕もその狂騒と興奮と混乱の渦中、とにかくμ'sのみんな……とりわけ南條さんに向かってなにかを伝えたたかった。

 よく頑張った!
 素晴らしい!
 最高だ!
 けど無理するな!
 俺が見ているぞ!
 頑張れ!


 テンパった僕がそんな想いを込めて取った行動が―――


 こともあろうにV8。



 バカ!!!
 マッドマックスかよ!!!


 でも南條さんが俺を見た(気がした)。
 そして深く頷いてくれた(気がした)。
 手を振ってくれた(気がした)。
 英雄の館への門が開かれた(気がした)。


 そんな夢のような時間が数十秒間続きました。
 ゴンドラの終点・出ハケ場所だけあって他の場所より圧倒的に長時間μ'sとの邂逅を果たせていたような気がします。

 μ'sのライブに糞席なし。

 彼女たちにかかれば、完全見切れ席ですらアリーナ以上の超絶エグゼクティブシートに変貌したのです。








 モーターヤッター!!

 キンボシ・オオキイ!!







 続きます。

カウンター

田舎者はAmazonさんがいないと死にます

カレンダー

11 2018/12 01
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

お天気情報

バーコード

メールフォーム

ブログ内検索

アクセス解析

Copyright © 四万温泉叶屋旅館 オフィシャル裏blog : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]