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埼玉・栃木などから県外遠征してきているガチ勢を取り込んで練度を上げた伊勢崎勢を多く抱えるMOVIX伊勢崎。
高崎駅から近く、現地参戦した猛者が集いて現地の熱気を媒介せし109シネマズ高崎。
そして5thLV不参加以降、劇場版も上映せずにラブライブ大好き劇場から一気に凋落し、北群馬在住以外ならばLV会場として選択肢に入れるべきではないユナイテッド・シネマ前橋。
3rd・4thライブのLVはやったのにμ's最高のライブと謳われたあの5thライブは何故かLV中継しなかった裏切り者。
群馬ラブライバーにとってのユダ。
ユナイテッド・シネマ前橋。
さて……皆さんならこの中でどの劇場を選びますか?
当然!
『ユナイテッド・シネマ前橋』だッ!
4thから受け継ぐ『ユナイテッド・シネマ前橋』ッ!
それが流儀ィィッ!
こんなにもライバルが強烈だというのに、500人以上収容出来る箱を押さえてしまい、まだ4割以上も空席を抱えている悲惨なユナイテッド・シネマ前橋。
そのユナイテッド・シネマ前橋の4thLVで、まさかの地蔵になるという失態をおかした男がFINALのLVに現れ、ささやかながら花を添える。
い~~~~~~~~じゃないですか。
もう一度言いますが、僕のラブライブは3月31日で終わっています。
この4月1日は、μ'sの最後の最後を見届けて、ついでに初めてのμ'sをLVで見せてくれた恩人・ユナイテッド・シネマ前橋に奉仕する日。
自分が楽しむのは二の次三の次です。
ユナイテッド・シネマ前橋のLV会場内は、案の定空席が目立ちます。
観客はざっと見て280人程度でしょうか?
しかもLV初参戦らしい新兵が多く、ガチ勢は数人いるかいないかです。
これはいけません。
とりあえず予備ブレードはいつでも貸し出せるように取り出しておきます。
会場の熱を冷まさない為に、序盤は声を張り上げ続けねばなりません。
1日目でひどく損傷した喉を、のど飴でささやかながら癒やします。
ちなみに座席はサイド側を前々日に取得しましたが、1列分見事に座席が埋まっていません。
列ひとつ独占状態です。
ラブライブレードを思いっきり振れます。
全力で叫べます。
定刻より少し押して開演。
開幕は1日目と少しバリエーションが違う描きおろしアニメーション。
現地で怒涛の歓声でセリフすらまともに聞き取れませんでしたが、ユナイテッド・シネマ前橋勢冷め過ぎ問題。
静かに映画鑑賞を楽しみたいのならこれでいいかもしれませんが、LVは遊びではありません。
後々SNSで―――
「ユナイテッド・シネマ前橋冷えすぎ」
「LVじゃこんなもんか~」
「なんかみんなおとなしかったですね」
こんな感想ばかり羅列されてしまったら、あえてユナイテッド・シネマ前橋をLV会場に選んだ僕のメンツが丸潰れです。
それだけは絶対に避けねばなりません。
手本を……見せねばなるまい!
一曲目は初日同様『僕らのLIVE 君とのLIFE』。
母の声より聞き慣れた『ぼららら』。
もう、のっけから全力でいきます。
一発目でガツンと暴れねばなりません。
むしろここがMOVIX伊勢崎や109シネマズ高崎ならば一曲目が始まる前に発狂し、寝そべりぬいぐるみ抱きしめながら号泣する患者が数名出てもおかしくないのです。
シーンと静まりかえったLV会場でサイリウムだけが揺れ動いてるこの現状が異常なのです。
尻に火が付いたように、30代おじさんらしからぬ機敏な動きでコールを煽りまくります。
かけ声も動きも、通常の3倍くらい頑張ったつもりです。
すると徐々にではありますが、会場の空気が暖まっていきます。
いい流れです。
続いて2曲目、『僕らは今のなかで』。
これも会場を暖めるには最適です。
ですがLV会場だと、現地と違ってスクリーンを冷静に観ることが出来るので細かなミスや粗に気付けますね。
例えばこの『僕らは今のなかで』では南條さんの「これからだよー」の場面がちゃんと写っていなかったり。
いやいや、これは痛恨のミスですよ?
おそらく現地のスイッチャーさんがやらかしたんでしょうけど……。
ライブBDで修正されることを祈ります。
そして……2日目のキャスト挨拶。
事件は起こりました。
……おや?
うっちーのようすが……。
声が……。
かすれて……。
うまくことりちゃんの声が出せていない……。
けど……。
頑張って出そうとして……。
それでもかすれてしまい……。
ついには背を向けて……。
泣き出して……。
「ぐぁんヴぁれぇーーーーーーッ!!!!」
突然のトラブルで静まり返っていたLV会場。
潰れかけの喉で、叫ばずにはいられませんでした。
たとえ現地に届かなくとも、この声援には意味がある。
思い通りにことりちゃんの声が出せない。
声優という仕事に対してキャストのなかで一番プライドを持って向き合ってるうっちーにとって、このハプニングは泣きたくなるくらい辛いことでしょう。
この悔し涙を目の当たりにして、声を張り上げて応援しない奴などいるのだろうか?
いやいない!!
僕の絶叫に数瞬遅れ、シアターのあちこちから―――
「がんばって!!」
「頑張れうっちー!!」
「うっちー! あああああああああうっちー!!!」
という声が聞こえてきました。
先述した僕の心配はどうやら杞憂だったようです。
盛り上がらないと思われていたユナイテッド・シネマ前橋。
ですが今……この群馬の寂れたLV会場で、みんな心がひとつになりました。
もう大丈夫です。
あとは僕みたいな頭の悪い盛り上げ役がいなくても、勝手に盛り上がってくれるでしょう。
というより序盤で思いっきり騒いだせいで、膝がガクガク心臓バクバク汗ダラダラです……。
もう無理、身体がついてきません……。
ラブライブ大好きおじさん的体力不足を痛感しました。
幕間タイムでは体力を回復しつつ周囲を見渡し、近くにブレード不携帯でLV会場に来てしまった人を見つけたらさりげなく予備のキンブレを貸し出す作業に移ります。
これもラブライブ大好きおじさんとしての義務です。
LV参戦で気になったことといえば、メインステージで出たり引っ込んだりする2匹の等身大アルパカ。
曲目によって姿を現していたり隠れていたりしていて、純粋にどういうパターンなのか気になりました。
また、1日目に続き2日目のリリホワユニット曲の時もくっすんがしゃぼん玉を飛ばそうとして失敗して苦笑いしていました。
しかも今回はしゃぼん玉に熱中し過ぎてゴンドラの上でヨタヨタするおまけ付きです。
懲りないくっすんである。
1日目との細かな違いで僕が気付いたのは、『AA』前奏の爆音効果が軽い花火に置き換わっていたところですね。
僕の数少ない人間の友達であるしげる君曰く、
「ライブはあの爆音を五感で感じられるのがいいんだよ。アレ抜いたらLVやライブBDやテレビで観るのと一緒だしな」
それを考慮に入れると『AA』は1日目のほうが良か―――
いえ……でも1日目は画面効果がバグっていたのでこれはイーブンでしょうか。
そして一部のマイナーカップリング厨を唸らせたのはなんといっても『アームジョー』のりっぴー&みもりんのベストショットを、千載一遇のナイスカメラワークで収めたあのワンシーンでしょう。
しつこいようですが僕はにこまき推しであります。
ですが、あの一瞬だけはさすがの僕でも―――
「うみりんキテル……」
そう呟かずにいられませんでした。
LV会場の様子は……まぁ概ね予想通りでした。
『ダンスタ』でクラップしなかったり『輝夜』のコールを案の定間違えたりという粗を垣間見ましたが、それはご愛嬌でしょう。
たとえ練度が低くても、熱気があればいいのです。
僕は以前、ラブライブではありませんが完全に冷えきったお通夜みたいな絶叫上映を経験したことがあります。
あの惨状よりはずっとずっとマシなのです。
『SLSL』の途中、各衛星ステージに分散していたキャストがセンターステージへ集結する場面で、ドームをとLV会場を揺るがす衝撃的な出来事が起こりました。
なぜかくっすんが突然の猛ダッシュ。
駈け出したその先にいるのは……膝を考慮して最初からセンターステージに配置していた南條さん。
そして―――
「……あんっ♪」
聞こえたッ!!!
確かに聞こえたッ!!
くっすんが全力で抱きついた瞬間ッ!!!
確かに聞こえたぞッ!!!
どっちの声だッ!?
うーん!
ううーーーーん!!
た、多分……南條さんだッ!!!!
自信無いけどッ!!!
このあたりの検証はライブBD待ちですなッ!!
ていうかドームもLV会場もキャスト同士が抱き合った程度で騒ぐなッ!!!
うるさくて考えがまとmフォオオオオオオオオオオオオオオゥ!!!!!
うわあああああああくっすーん!!!
ナンジョルノォーーーーー!!!
僕は見逃してしまいましたが、某掲示板のμ'sFINAL感想スレの報告によると後ろのほうでシカコも小走りで遅れてやってきて南條さんに抱きついていたらしいです。
どういうことだってばよ……。
くっすんとシカで競ってたのかよ……。
争ってたのかよ……。
そんなことで競争するんじゃあないッ!!!
いいぞもっとやれ!!!!
続きます。
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